テキストの内容をすべてノートに写すと、時間をかけたわりに問題演習へ進めないことがあります。自分のための学習ノートは、必要なところから小さく始めてみましょう。
ここでは、次の学習に役立てるための記録の残し方を提案します。
残すのは、自分が迷った点
教材に分かりやすい説明があるなら、それを書き写す代わりにページ番号だけを残す方法もあります。
ノートには、「自分はどの条件を見落としたか」「何と何を混同したか」を書きます。同じ説明でも、迷う点は人それぞれです。自分だけの確認項目を集めるつもりで使ってみてください。
一つの疑問を、一つのまとまりにする
例えば次のように、短い項目でまとめます。
- 疑問:どこが分からなかったか
- 確認先:教材のページや一次情報のURL
- 整理したこと:自分の言葉で一文
- 次の確認:後でもう一度考える問題
法律のルールを書く場合は、適用条件と例外を切り離さないよう注意してください。受験年度や法改正によって見直しが必要な記録には、確認日を添えます。
見返す場所を決める
せっかく記録しても、どこに書いたか分からなくなると活用しにくくなります。分野ごとにページを分ける、索引をつける、検索できるメモにするなど、自分が探しやすい形を選びましょう。
学習を始める前に前回の疑問を一つ確認するなど、見返す機会も予定に入れておきます。
ノートをつくらない選択もある
教材に短いメモを添えるだけで十分なこともあります。記録するための時間が長すぎるなら、残す項目を減らしてみましょう。
大切なのは、記録の量ではなく、次に同じ疑問に出会ったときに考え直せることです。自分が続けやすい方法を試してください。